FULLNESS -01
お腹の張り・膨満感でお悩みの方へ
腹部の張りで苦しく感じる状態を腹部膨満感と言います。食事などの際は誰しも空気を飲み込んでしまいますが、飲み込んだ空気が過剰になると膨満感が生じます。便秘が原因となることもありますが、速やかに治療すべき病気が原因となる場合もあります。
息苦しさや強烈な腹痛が生じている場合、急激な膨満感が生じた場合は、早急に当院までご相談ください。
また、息苦しさ、腹痛、むくみ、尿量減少、食欲低下などの膨満感以外の症状が起こっている場合も、早急に当院までご相談ください。
おならやげっぷの回数が多くなった、排便やおならが数日間出ずに腹部が張っている、就寝中や食後の膨満感で悩んでいるといった場合も、遠慮なく当院までご相談ください。
FULLNESS -02
膨満感が起こる疾患
何かしらの病気によって膨満感が長引いている恐れがあります。
便秘
腸内に便が滞留すると膨満感を感じやすくなり、腹痛も起こることが多いです。何かしらの病気の症状として便秘になることもあります。また、便秘がなかなか治らない場合、痔や大腸疾患の発症・進行に繋がる恐れもありますので、消化器内科にて適切な治療を受けることで、完治と再発防止を目指しましょう。
腸閉塞
腸管の血流低下、癒着、蠕動運動の低下、腫瘍などが原因となり、内容物が滞留する状態です。腹痛、膨満感、嘔吐が生じるリスクが高まり、激痛が起こる場合もあります。速やかに治療すべきケースもありますので、これらの症状が見られる場合はなるべく早めに当院までご相談ください。
過敏性腸症候群
潰瘍や炎症といった異変が見られないにもかかわらず、腹痛、膨満感、便秘、下痢といった症状が長期にわたって続く病気です。腸の知覚過敏や機能低下が原因となると言われており、ストレスが原因で発症するケースもあります。しっかりと治療することで症状は治まりますので、まずは当院までご相談ください。
呑気症
食事などで過剰な空気を吸い込むことで、胃などに空気が蓄積し膨満感が生じます。おならやげっぷの回数が多くなる場合もあります。
逆流性食道炎
胃酸などの胃の内容物が食道に逆流することで、消化酵素や胃酸によって食道粘膜がダメージを受けて炎症が生じる疾患です。高齢者によく見られますが、昨今は食生活の欧米化に伴って若年層の患者様も増加傾向にあります。咳、胸焼け、呑酸(酸っぱいげっぷ)といった症状が代表的ですが、膨満感が生じる場合もあります。逆流性食道炎は再発リスクが高く、食道の炎症が慢性化することで食道がんが起こる恐れもありますので、早急に適切な治療を受けることをお勧めします。
急性胃腸炎
細菌やウイルスへの感染、お薬の副作用など複数の原因によって、胃腸の粘膜で重い炎症が生じる病気です。下痢、腹痛、吐き気・嘔吐などが代表的な症状ですが、発熱、食欲不振、膨満感といった症状が起こる場合もあります。
機能性ディスペプシア
胃の不快感、みぞおち付近の痛み、胃もたれ、膨満感、少しの食事でお腹一杯になるといった症状が現れます。粘膜に炎症などの異変は見られず、消化管の知覚過敏や機能低下などによって症状が現れると言われています。昨今は適切な治療を行えるようになり、しっかりと治療を続けることで症状が治まるようになっています。特に病変が見つからないのに症状が起こっている場合など、お悩みの方は当院までご相談ください。
腹部の腫瘍
胃がん、大腸がん、膵臓がん、などが原因となって、お腹の膨満感が生じる場合があります。女性の場合、卵巣腫瘍が原因となることもあります。
上腸間膜動脈症候群
小腸と十二指腸の境目には、上腸間膜動脈などの血管が存在します。この血管は周囲の脂肪によって保護されていますが、急激な体重減少によって脂肪が減少してしまいます。脂肪の減少によって、十二指腸が血管から圧迫されるようになり、腹痛、胃もたれ、膨満感といった症状が生じます。仰向けの状態になると血管から大きく圧迫されて症状が起こり、うつ伏せになると圧迫が減って症状が治まるという特徴があります。
FULLNESS -03
膨満感が長引く場合は当院までご相談ください
膨満感がなかなか治らない場合、また、別の症状も起こっている場合、何らかの病気が原因となっている疑いがありますので、お早めに当院までご相談ください。思い当たる原因がある方も、専門医による治療を受けることでQOLの向上に繋がります。
膨満感を説明するのは難しいと思われる方もいらっしゃると思いますが、医師が丁寧に症状を確認しますので、ご安心ください。