DYSPEPSIA -01
機能性ディスペプシアとは
胃カメラ検査では問題が見つからず、胃もたれやみぞおちの痛みなどが長引く状態を、機能性ディスペプシアと呼びます。
上腹部痛の症状がある方の50%程度が、機能性ディスペプシアだと言われています。
DYSPEPSIA -02
機能性ディスペプシアの原因
ピロリ菌感染、胃の形態異常、胃酸分泌、内臓知覚過敏、胃の機能障害など、複数の原因が考えられます。
また、喫煙、飲酒、高脂肪食などの生活習慣、不安やストレスなどの精神的要因も関係します。
DYSPEPSIA -03
機能性ディスペプシアの症状
DYSPEPSIA -04
機能性ディスペプシアの検査・診断
はじめに問診を行い、みぞおちの焼灼感・痛み、早期飽満感、食後の胃もたれなどの症状が長引いていないかをお伺いします。
その後、胃カメラ検査を実施し、胃・十二指腸潰瘍や胃がんなどの器質的異常やピロリ菌感染の有無を確認します。
症状によっては、CT検査や腹部超音波検査などの画像検査も追加します。
DYSPEPSIA -05
機能性ディスペプシアの治療
食生活や生活習慣の改善、薬物療法を実施します。
生活習慣の乱れを正し、ストレスをなるべく発散することで、自律神経の失調を解消します。
早食いや暴飲暴食は控え、甘いものや脂肪を摂ることも避けましょう。
薬物療法では、原因や症状に応じて、下記の中から適切なお薬を使用します。
- 胃酸分泌抑制薬(ボノプラザン、ファモチジンなど)
- 消化管運動機能改善薬(モサプリド、アコチアミドなど)
- 抗不安薬、抗うつ剤
- 漢方薬(半夏瀉心湯、六君子湯、半夏厚朴湯など)など
DYSPEPSIA -06
機能性ディスペプシアのQ&A
機能性ディスペプシアは完治しますか?
機能性ディスペプシアは完治しません。
症状が寛解する(治まる)場合はありますが、再発する場合もあります。
機能性ディスペプシアの診断を受けてお薬を服用していますが、症状が改善しません。お薬を変更すべきでしょうか?
機能性ディスペプシアの原因は複数考えられ、原因に応じて様々なお薬を使用します。
薬物療法で症状が治まらない場合、お薬の増量もしくは処方薬の変更を検討します。
機能性ディスペプシアで吐き気を催すことはありますか?
機能性ディスペプシアでは、吐き気の他にも、早期飽満感、食後の胃もたれ、みぞおちの痛みなど様々な症状が起こります。